多良岳は、佐賀県と長崎県の境にある多良山系のほぼ中央部に位置する佐賀県を代表する山で、山頂は太良町にあります。多良岳には、有明海側の東側から前岳(983m)、多良岳(権現峰、988m)、国見岳(996m)の3つのピーク(峰)があり、すべて多良岳と呼ぶこともありますが、太良嶽三柱大神が祀られている太良嶽神社上宮のある「権現峰」を一般的に多良岳と呼ぶようです。
多良岳の山頂に近い山腹(標高870m)には、弘法大師・空海が建立したと言われる高野山真言宗の「金泉寺」があり、修験道場の始まりとされています。なお、金泉寺は長崎県諫早市(旧北高来郡高来町)になります。 |
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(国土地理院の電子地形図[タイル]を加工して作成) |
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