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第66回 香椎ワンダーフォーゲル    久住山
 新緑輝く くじゅう連山の主峰
 く   じゅう   さん
久 住 山
平成25年5月25日(土)
九州本土第2位  標高 1787m
登山口 1330m/標高差457m  くじゅう共和国の長・久住山


 久住山は、くじゅう連山の南側に位置し標高は1787m、九州 本土では同じくじゅうの中岳1791mに次いで2番目の標高を誇 ります。くじゅうでは大船山(たいせんざん)と人気を二分する くじゅう連山の主峰で、日本百名山にも選定され、1年を通し て多くの登山者で賑わいます。  山頂からは、北側に中岳や大船山など1700m級の雄大な山々、 西側に同じくじゅう山系の涌蓋山(わいたさん)、南側に広大な 久住高原と阿蘇山(阿蘇五岳の涅槃像)や祖母山系が臨め、大パ ノラマ展望は最高の景色を楽しむことができます。  牧ノ戸峠から久住山を目指す登山道は、半分以上がなだらか な道で、登山口から久住山山頂まで約5kmとやや距離はあるも のの、標高差450m、初心者でも比較的手軽に登れる山です。  
    アイコンにマウスを置くと、位置名表示されます。 
 
 (国土地理院の電子地形図[タイル]を加工して作成) 
   福岡市を朝8時に出発、10時半頃牧ノ戸峠に到着し 登山を開始しました。手頃に高山の雰囲気を楽しめる 易しいコースとなっていましたが、スタートから沓掛 山までの約30分は、急登が続き、この日は気温も高く、 沓掛山を越える頃はバテバテになってしまいました。  それでも、沓掛山から西千里が浜を経て「久住別れ」 までの道は、ホントに登山道?と思われる道が続き、 強い日差しで遮る木のない暑い中、汗だくになりなが らも順調に進むことができました。  中岳や法華院温泉などへの分岐「久住別れ」付近で、 間近に迫る久住山に圧倒されましたが、30分で久住山 に到着しました。霞がかかり、遠くの阿蘇山や祖母山 はよく見えませんでしたが、くじゅう連山の雄大な景 色を眺めながら、乾杯!重い荷物を持って登った甲斐 もあり、約2時間の山頂滞在を楽しみました。           [入った温泉:日田・琴平温泉]
 
 
イワカガミ  <行程> 2013.5.25 福岡市 → 牧ノ戸峠(約2時間30分)
  10:35 牧ノ戸峠 → 10:45 第1展望台 10:50 → 11:00 第2展望台 →
  11:10 沓掛山 → 11:20 久住山への尾根~ → 11:50 扇ヶ鼻分岐 11:55 →
  12:00 西千里ヶ浜~ → 12:10 星生山分岐 → 12:20 星生崎 →
  12:25 久住別れ(避難小屋)12:40 → 13:15 久住山 13:35 →
  13:40 久住山東側(昼食)15:20 → 13:55 星生崎 → 16:55 第2展望台 →
  17:20 牧ノ戸峠(下山)
高山植物「イワカガミ」(photo:RU)  


牧ノ戸峠駐車場
10:20 牧ノ戸峠駐車場到着
牧ノ戸登山口
10:35 牧ノ戸登山口を出発

くじゅう連山案内図
 くじゅう連山登山ルート  
登山口
2月の難所ヶ滝に続いて 参加のUさん。(常連の道へ)



久住山
登山口からコンクリートの急坂が続く~かなりきつい!
涌蓋山とみそこぶし山
遠くに 涌蓋山(わいたさん)とみそこぶし山が見えます

三俣山
くじゅう連山・三俣山(1745m)遠くに由布岳も見えます
第1展望台
10:45 第1展望台到着。休憩5分、くたびれた~

    

久住山
階段登りなどが続く・・・会長Vサインで余裕を見せる。
ドウダンツツジ
ツクシドウダンがきれいに咲いてます

第2展望台
11時 第2展望台へ(休憩5分)
第2展望台
星生山(ほっしょうざん1762m)の右に久住山の先っぽ

阿蘇山(阿蘇五岳)
南側~久住高原の彼方にかすかに阿蘇五岳の涅槃像
第2展望台
星生山をバックに。ミヤマキリシマが咲いてますね。

くじゅう連山
くじゅう連山遠景(阿蘇北外輪山・大観峰より)※マウスを置くと山名が表示されます

    

沓掛山
10:10 沓掛山(1503m)山頂付近
沓掛山
沓掛山山頂を過ぎると岩や階段の下りが続きます。

新緑の尾根
ここから しばらく 新緑輝く尾根を歩きます。
ハルリンドウ
ハルリンドウが咲いてました。

   

登山道
 11:20 情報どおり、なだらかな登りになりました。
登山道
11:35 多少の登りだが比較的楽な登り~新緑がきれい!

会長快歩す
11:40 息子さんがストックをプレゼント。快調に進む
健脚Uさん
山に登ってるのかな・・・

扇ヶ鼻分岐
 11:50 扇ヶ鼻分岐(中間点付近)
登山道
ひたすら進む(かなり暑いです

   

西千里ヶ浜
12:00 西千里ヶ浜へ
西千里ヶ浜
西千里ヶ浜~平坦な道です

星生山分岐
12:10(1時間35分経過) 星生山との分岐
久住山
星生山をバックに・・・

  

久住山姿を現す
久住山が見えてきました~もうすぐ星生崎の岩場へ
星生崎から久住山
12:20 星生崎岩場のピークから久住山が間近に

久住別れへ
坂を下りると 分岐「久住別れ」へ
星生崎
下りも岩がゴロゴロで下りにくい(>_<)

久住別れ
12:25 ようやく久住山直下、「久住別れ」へ到着
避難小屋とトイレ
久住別れにある避難小屋(右)とトイレ(水洗でした)

久住別れ
久住別れ~中岳や法華院温泉、坊がつるへの分岐
久住山
間近に迫る久住山~登りがきつそう・・・  

久住別れから久住山を望む~YouTube動画埋込み
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久住山へ
12:40 15分休憩、さぁ久住山へ最後の登り
隊長お疲れ
隊長、かなりお疲れです・・・

中岳と天狗ヶ城
12:45 九州本土最高峰、中岳(標高1791m)が姿を現す
空池
礫質で水が溜まらない「空池」。中岳側には御池があります。

久住山
12:55 ようやく 会長が待つ分岐まで来ました。
 ■久住、九重、くじゅう
「久住」=くじゅうは、旧直入郡久住町(現竹田市久住町)の名称で、くじゅう連山の主峰・久住山(くじゅうさん)は、久住町にある1つの山の固有名称です。
 久住山を含めた周囲の1700m級の山群をくじゅう連山と呼びますが、久住連山とは表記しません。
  「九重」は、玖珠郡九重町(ここのえまち)の名称です。霧島連山を霧島山と呼ぶように、くじゅう連山を九重山(くじゅうさん)と表記することもありますが、九重町との混同を避けるため、阿蘇国立公園にくじゅうが含まれたときに、「阿蘇・くじゅう国立公園」とひらがな表示し、一帯の山群を「くじゅう連山」と表記するのが一般的となりました。 


登山道
13:00 最後の登りです
久住山へ
13:10 久住山山頂が見えてきました。

大船山(1786m)と中岳(1791m)
振り返ると 中岳と大船山が並んでます
~九州本土で標高1位と3位の山です。
久住山
ようやく山頂へ

  

久住山山頂
13:15 久住山山頂!(標高1787m、九州本土2位)
久住山へ先に到着
健脚のUさん、余裕で到着を待つ。「遅いぞ!」

星生山、硫黄山、三俣山
西方向 星生山(ほっしょうざん)[1762m]、
硫黄山
(いおうざん)[1580m]、三俣山[1745m]
 

 
三俣山、天狗ヶ城、平治岳、中岳
北方向 三俣山天狗ヶ城(てんぐがじょう)[1780m]、
平治岳(ひいじだけ)[1643m]、中岳[1791m]

                         
 
大船山、稲星山
東方向 大船山(たいせんざん)[1786m]、稲星山(いなほしやま)[1774m]



久住山からくじゅうの山々を望むHD画質
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大船山から久住山方向
2009/H21年10月 大船山山頂から見た久住山方向
    

大船山1786m
くじゅう連山では最も手強い「大船山」  
祖母山遠景
南東(久住高原)霞んでますが、遠くに 祖母山[1756m]

   

会長とUさん
 J会長とUさん、本日は絶好調!  
祝!久住山
頂上の温度計30℃!何とか登れた久住山  

香椎ワンゲル66
KASHII Wandervogel Vol.66  

 

調理班長G氏、シートを広げる
13:40 久住山頂の東側へ移動、昼食準備。これは・・・?
久住山
北にくじゅう連山、南に久住高原(阿蘇山、祖母山)の絶景

そら豆
久々の登場「そら豆」~本会にはかかせない食材です


下山開始
15:20 山頂で2時間、下山開始(ごみは当然持ち帰り)
下山
下りもかなりきつい・・・

久住山
さよなら 久住山!
    

由布岳遠景
遠くに由布岳が見えました。4年前もきつかった・・・
平治岳
ピンクに染まり始めた平治岳(ひいじだけ)
ミヤマキリシマは五分咲き~

久住山
13:55 星生崎で久住山とお別れ
ミヤマキリシマ
ミヤマキリシマ(深山霧島)が所々に咲いてます

牧ノ戸峠へ
17:20 ようやく下山(下りは2時間)




日田市・琴平温泉
19:10 日田市の琴平温泉で疲れを落とし・・・
日田焼きそば
日田焼きそばを食べて帰りました(^^)